お腹の中にいるときに必要な器官

動脈管開存症というのは動脈管という部分に関係するものになっており、動脈管というのは赤ん坊がお母さんのお腹の中にいる時に肺動脈から大動脈への抜け道として機能する血管のことを指しております。
本来ならば出産を終えた後はこの抜け道が必要なくなるわけですから、生後2週間から3週間を境にして閉じてしまいます。

しかし、人によってはこの閉鎖が行なわれずに、そのまま残ってしまう場合があるのです。
そして、この抜け道がそのまま残った状態のことを動脈管開存症というのです。

動脈管開存症の影響

こちらの症状になってしまうと、どのような影響が与えられるのかといいますと、まずこの抜け道がいつまでも存在していることによって、肺や負担への心臓が通常よりも強くなってしまいます。
赤ちゃんの成長にダイレクトに影響が出てしまう可能性もあって、例えば呼吸回数が荒くなったり多くなったりする可能性もあって、この症状によってミルクの飲みが悪いこともあります。
ミルクの飲みが悪い場合にはお母さんにもかなりの負担がかかりますので、決して子供だけに関係する症状ではないといえるでしょう。

さらに、体重が増えにくくなるという状態も考えられて、これからどんどん成長していく必要なる赤ちゃんにとっては死活問題になる部分です。
たくさん汗をかいてしまうのも、この症状が原因の可能性があって、色々な意味で赤ちゃんの成長を妨げる可能性があります。

しかし、この症状になってしまうと必ず赤ちゃんの成長が妨げられてしまうのかといえば、そうではなく、赤ちゃんによっては何の自覚症状も見せないまま過ごしていく可能性もあるのです。
そして、何らかの検査の時に突発的に発見されるということもあります。
こちらの症状の改善についてですが、生まれた時の赤ちゃんの状態によっては自然に動脈管が閉じるのを促すために、投薬治療を行なって経過を見る場合があります。
これは赤ちゃんへの負担の有無などによっても異なってくる部分になりますので、その時々の状況によって異なってくるでしょう。

また、もし投薬治療で改善の余地がない場合には直接手術で動脈管を閉じる方法を選択することもあります。
ある程度大きくなったお子さんの場合はカテーテルを利用した方法もあって、どのような治療になってくるかはそれぞれの医者の判断やその時々の状況によって異なってくるといえるでしょう。

このようなものが動脈管開存症といえますので、上に見られるような症状を赤ちゃんがしている場合には、一度精密検査を病院でしてもらった方がよいかもしれません。
心臓音などによってわかることも多いので定期的な検診が重要になってきます。

Comments are closed.

Previous Post
«