心臓そのものではなく心室壁の異常

健康診断や何らかの診察を受けた際に、もしかすると心臓が大きいといわれることがあるかもしれません。
あまりにも突然のことなので混乱してしまうという人もいるかもしれませんが、心臓が大きくなってしまう症状には心肥大というものがあります。
この症状になってしまうと、どのような影響が考えられるのでしょうか。

まず、心臓の諸症状には色々なものがあって、心肥大と心拡大という似たような症状があります。
どちらも心臓が大きくなってしまう同じ症状に感じるかもしれませんが、これらは違う症状になっていて、心肥大を詳しく調べてみると、この症状は主に心臓の中でも、心室の壁の厚みに対して使われることが多いということです。

つまり、心肥大という症状は心臓の壁が厚くなってしまう症状でもあって、心臓が単純に大きくなったという症状と勘違いしないようにしましょう。
そして、その心臓が単純に大きくなった、これが心拡大という症状なのです。

心室が大きい

心肥大は心室に関係した症状であることがわかりましたので、今度は心室が大きいとどのような影響が出てくるのかを考えてみるとよいでしょう。
心室が大きいといわれてしまった場合には、特に左の心室に注意する必要があります。
左の心室に異常があるということは、全身に血液を送る重要な心臓の役割に支障が出る可能性があるというわけですから、かなり色々なリスクを背負ってしまう可能性があります。

まず、左心室が大きくなってしまう原因について考えてみると、これは流れてくる血液が増えたという場合が考えられます。
さらに、心室そのものに障害が発生した場合もこのような症状が発生してしまう可能性がありますので、やはり精密な検査が必要になってくるのではないでしょうか。
場合によっては大病が潜んでいる可能性もありますので、十分に注意すべきです。
これらに関連性の深い症状としては逆流性弁膜症というものがあるのですが、これは一方通行の弁が壊れてしまったものになっており、文字通り逆流している状態を示します。

また、先天性の疾患が原因の場合もあって、それがシャント性先天性心疾患と呼ばれるものになっております。
これは心臓のどこかに生まれつき穴が空いている症状で、これによって心室が大きくなってしまうという可能性があるのです。

このようなものが心肥大の症状となっておりますので、もし心臓が大きくなったのならば、この症状なのか、それとも心拡大なのかをしっかりと見極めて、さらに何が原因となってその症状が発生しているのかを確認する必要があるのではないでしょうか。
自覚症状がないからといって放っておくことだけは避けたいところでしょう。

Comments are closed.

Previous Post
«
Next Post
»