不整脈は健康な人でもなる可能性があるものであり、ほとんどの場合心配をするようなものではありません。

しかし、時として不整脈が大病につながっている可能性があるので注意しましょう。

その中のひとつに、「肥大型心筋症」という病気があります。

肥大型心筋症は難病のひとつで、心筋が大きくなってしまう病気のこと。
心臓はふたつの部屋に分かれていることはご存知と思いますが、
通常はその部屋の左が大きくなり、場合によっては右が大きくなることもあるそう。

心筋症の原因は高血圧などですが、この肥大型心筋症の場合は高血圧ではない人も多く、誰がなってもおかしくありません。
実は遺伝性も指摘されていて、両親が肥大型心筋症だとその子供も肥大型心筋症をもって生まれてくることがあるそうです。
この遺伝性はなんと患者の半数にものぼるそうで、タンパクの異常によりこういった症状が出てしまうことが解っています。
また、どうしてなったのか原因が解らないという人もたくさんいます。

 

●気づく人が少ない病気

両親が肥大型心筋症の場合、肥大型心筋症についての知識を十分に持っていますので、子供がその病気ではないかとまず疑います。
このため、早くに肥大型心筋症に気づくことができ、なんらかの症状が出てもしっかりと対応をすることができるでしょう。

ただ、肥大型心筋症は遺伝じゃなくてもなる病気。ここがこの病気の怖いところです。

肥大型心筋症は特に病気であるという意識につながるような症状がありません。
何かあったとしても、健康な人が心臓疾患を疑うことはとても稀です。
発覚するのは、心電図などでたまたま見つかったなど偶発的なものであることが多いです。
ここで見つかればいいですが、心電図を受けるきっかけがないと病気であるにも関わらず症状を放置してしまうことにもつながり、
それが取り返しのつかないことになる可能性も。

肥大型心筋症は呼吸が上手にできなくなるなどの症状に加えて「不整脈」がでることも多く、不整脈から病気が発見される可能性もあります。

 

前述したとおり、不整脈というのは誰にでも起きるものです。

また「あったからといって大病につながるものではない」ということも事実です。

でも、こういった難病につながる可能性もあるのです。きちんとした対策もできますので、
もし「不整脈がある」という人がいたら、早めに病院に行き適切な治療をすることをお勧めします。

突然死にもつながる怖い病気ですので、できる限り早くに治療を受け、自分の体の状態を知る努力をしていかなければなりません。

 

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